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Web3をメイン職場にする前に!副業として本業と両立するマインドセット

Web3をメイン職場にする前に!副業として本業と両立する賢いかたち

副業でWeb3の活動をしているが、中々時間を捻出できない。
家事や育児と並行してWeb3活動する時間が十分に確保できない。
会社内でWeb3の活動を伝えられず、理解されない。

という人向けに記事を書きます!

書いている人:
「起業家 兼 Web3コーチ」として
メタバース音楽ライブをやったり
誰もが発行できるNFT会員券等の取組をしながら
Web3で2年半以上最前線で活動してきた経験を活かして
Web3特化型のコーチングを提供しています。
ちなみに音声配信歴は3年半、stand.FMで1400回以上放送しています。

ペスハムって誰?という方はこちらを↓

プロフィール(2024年最新版)こんにちは! 星の数ほどもいる発信者の中から僕のことを見つけてくださりありがとうございます! 僕はペスハムという名前で活動し...

Web3にフルコミットで参入するリスク

収入が不安定

Web3の分野でコミュニティワークやDAOで楽しんでいると、ついつい楽しくて時間を忘れてしまいます。

好きなNFTを買って、トークンセールに参加して、Discordの中でガヤガヤ楽しんでいるけど、目先の収支は大きくマイナス。

まだまだ稼げないプロジェクト。ファウンダーが稼げてないのに私なんかが稼いでは申し訳ない。

そうこう言っているうちに手元に資金がどんどん減っていく。どうしよう活動続けられるかな。

そんなお悩みをお抱えの方もいるのではないでしょうか。

実際Web3、特に日本ではそもそも流入している資金の量が圧倒的に少ないです。

国内のWeb3の市場規模は約800億円。例えば2022年上半期のスタートアップの資金調達額は4160億円と約5倍です。これ、上半期だけですからね。

だから、そこで活動していても、今はまだ大して収入入ってこない。というのは構造上仕方ないのです。

業界の浮き沈みが激しい

Web3業界は、まだ発展途上の新しい分野であり、業界全体の浮き沈みが激しいです。

テクノロジーの変化スピードの速さや、マーケットの過度な期待と失望の波が短期スパンで繰り返され、安定的に収入を得るのとは程遠い状況が続いています。

実際ペスハムは、2022年12月に退職を決意して、2023年3月で会社を退職したのですが、見事にそのタイミングで「NFTの冬」に突入しましたw

2023年1月頃から取引所Blurが二次流通の取引手数料とロイヤリティをほぼ0にすることで、Botによる自動売買で利ザヤを抜く行為が一気に増えたのです。

NFTコレクションのフロアプライスはみるみる引き下げられていき、売り抜けてNFT取引から撤退していく投資家が増えました。新規プロジェクトも減り、どんどん期待感がしぼんでいきました。

こうしてペスハムは独立直後から全然稼ぐ手段を得られないまま今に至っているわけです。決して「Web3起業はいいぞ」と人にお勧めできない状況になっているわけですw

資金調達の課題

一般的に起業してもすぐに売り上げが確保できないケースが多いので、融資や株式調達、クラウドファンディング、トークンセールなどで資金調達をするケースが多いですが、こちらもそう簡単ではありません。

資金を調達する上でお金を出す人は当然「どうやって回収するか」を考えます。

しかしそもそも新しすぎる環境では、「ちゃんと回収できた事例」が少なすぎるので、それでも「資金を出そう」と思うためのロジックや信用が必要になるわけです。

例えばVC(ベンチャーキャピタル)という会社は、投資家からお金を集めてファンドを作ってベンチャー企業に投資をしていくというスタイルの団体です。

VCの王道は未上場の株式投資で、投資した会社が上場したりM&Aすることで回収することが出来るようになるわけですが、Web3領域で株式上場した実績のある会社はまだ一社もない?んですね。

しかも、Web3においてはトークンセール、IEOやNFTなど、株式上場以外にも様々な手段があるので、そもそもその会社が成長したとしても本当に株式上場してくれるか?すらわからないわけです。

そんな不確定な状況で、中々投資をしようという気運が上がらないのは、まあしょうがないと思ってしまいますよね。

本業を維持しながら、Web3に参入する心構え

長期的なビジョンと目的を考える

ということで、現時点でのWeb3起業はめちゃくちゃムズカシイ!

というのが現時点の結論なので、まずは本業でWeb3以外の収入源を確保しながらWeb3を継続的に楽しんでいこうという方向で考えていきます。

その上で必要なのは「長期的なビジョンと目的を考える」こと。

5年、10年後の社会など全く読めないVUCAの世の中ではありますが、その頃にはWeb3の市場も拡がっているでしょう。

未成熟産業で「待つ大切さ」と「長期視点キャリア形成」 Web3に関わってますが先の見えない将来が不安です 今すぐ稼げないことが不安です 頭ではわかっていても今どうすれば良いかわか...

例えば「5年で本業を辞めてWeb3にフルコミットする」といった目標を掲げるとします。

もちろん本当に5年で辞められるかなんて、誰もわかりません。

でも、ビジョンを掲げると、プランが見えてきませんか?

  • 5年で辞めるために、何が必要か
  • 生きていくためのお金と、継続的な収入と、人脈と・・・
  • じゃあ3年以内にここまで実現したい。
  • ならこの1年ですべき行動はこれだ。

などなど、具体化できることもあると思います。

まずは「数年後のビジョンと目的」を自分の中で掲げてみましょう!

最悪のケースとリスク許容度を考える

「ビジョンと目的」が達成されている状態を最高の状態とすると

次に考えるのは「最悪の状態」です。

例えば

  • 自分が関わっているPJがなくなっている
  • 作ってきた人脈から信頼を失い、後ろ指を指されている
  • 築いた資産をすべてGOXして失っている
  • 本業や家庭からも突っ込まれ、危うい状況にある

想像するに辛すぎる状況ですね。。

こういったことを考えるのは辛いですが、ここを想定しておくことで、常に今が「最高と最悪の状態」の間にあると捉えやすくなるわけです。

また、しんどいことがあったとしても、「まだ最悪の状態ではない」と前向きにとらえることが出来ます。

どこまで状況が悪くなったら、そのリスクを埋め合わせるためにどんな行動を取るのか、という考え方を「リスク許容度」といいます。

これも、まだリスクが顕在化する前にリスク許容度を認識しておくと、リスクを未然に防いだり、大きな問題になる前に対処できたりするわけです。

継続と時間を味方につける

本業をやりながら副業でWeb3の活動をするとなると、当然「Web3活動にかけられる時間」は短くなります。

こういう場合のマインドセットとして、「長い日数を味方につける」ことを意識しましょう。

一日当たりでいえば短い時間でも、長い日数をかければ、成果は積み上がっていきます。日々コツコツと継続して取組むことが重要です。

継続できる取組は限られてくると思うので、しっかりと「選択と集中」を見極めることが大事です。

あなたはなぜ挑戦を継続できないのか
あなたはなぜ挑戦を継続できないのか また途中で活動を辞めてしまった... どうすれば挑戦のための活動を継続できるのか... という人向けに記事を書きます...

周りの理解を味方につける

人は一人で生きていくには、あまりにも弱い存在です。

決めたことは簡単に覆すし、すぐに楽な方向に向かうし、ゲームしちゃうし、甘いもの食べちゃうし、だらだらしちゃいます。

ここで大事なのは「自分以外の誰か」

コミュニティで関わっている人やSNSで仲良くしてくれる方を中心に、自分の味方になってもらいましょう。

例えば周りに宣言すると、「周りに見られてるからやらなきゃ」という気持ちになります。

周りと約束すると、約束した地点がマイルストーンになります。

まずは周りを応援する、誰かの助けになってあげるを意識することで、その応援や理解が自分にも帰ってくるのです。

上司や同僚にWeb3の副業を理解してもらうために

職場や家庭の理解はめちゃくちゃ重要

上で「周りの理解」と言いましたが、「周り」というのは何も同じWeb3で活動している仲間だけではありません。

本業における上司や同僚、家庭における家族やパートナーなど、あなたのリアル生活における周りも、同様に重要です。

Web3仲間とリアル生活の関係者の違いは、「Web3に対する前提理解があるかどうか」ですよね。

Web3の前提を理解してもらうのは中々ハードルが高いですが、ここを理解してもらうことが出来れば、より活動しやすく、目的に近づくことが出来るのです。

上司や同僚が何を気にしているかを想像する

「上司や同僚に自分の活動を理解してもらう」ことを目的にしたときに、「相手が何を気にしているか」を意識することはとても重要です。

  • そもそもWeb3を知らないのか
  • Web3を怪しいと思っているのか
  • 新しい技術全般を怪しいと思っているのか
  • 本業との時間の使い方の問題なのか
  • 上司本人や会社にメリットがないと思っているのか

このあたりの想像力とないと、全くの的外れな対応をしてしまうかもしれないので、注意が必要です。

実は意外と悪い反応ではないのかも?

これは僕の実体験なのですが、前職の人たちは、実際Web3に対するネガティブな反応はほとんどなかったです。

僕は前職で就業中に副業をしていることを会社に黙っていました。前職は申請すれば副業を認めてもらうこともできたのですが、否定されるのが怖くて話せなかったのです。

そのため打ち明けたのは会社を辞めると決めてからでした。

もちろん「もう辞める前提だったから」というのはあるかもしれませんが、「否定されるかな」という予想に反して、職場の人はほぼみんな僕の活動のことを応援してくれたのです。

  • 最近仕事出来るようになったなと思ったけど、そういうことだったんだ!
  • 新しい業界のことを調べてるのすごいね!なんかいい情報あったら教えてよ!
  • 自分も実は転職考えていて…勇気もらえるよ!

本当にこんな反応ばかりでした。

もちろん裏で何を言われているかはわかりませんが、実際打ち明けてみて思ったことは「もっと早く打ち明けてもよかったな」でした。

あなたが行動する前から不安に思っていることも、やってみたら意外とそんなことは起きないということもよくあるのだと思います。

具体的に本業への好影響をアピールする

そうはいっても否定的な反応をする人もいるでしょう。

そういう人たちには、「彼らにとってのメリット」を根気よくと説明して理解していただくしかないでしょう。

例えば本業の上司であれば

  • 一見怪しく見えるが、中に入るとちゃんと血の通った人間が活動している
  • 最先端の分野で活躍している人脈が出来る
  • 新しい情報を積極的に取り入れることは、本業にも良い影響をもたらす
  • 上記を社内でも積極的にシェアしていく
  • 本業でやるべきことを疎かにしない

こういったことが気になるのではないでしょうか。

家庭におけるパートナーであれば

  • まずは家庭での時間を確保し、すべきことをしっかりとやる
  • 自分が魅力に感じている人を紹介して共感してもらう
  • 自分が考えている将来像や夢、得たい収入を自己開示する
  • 子どもがいれば将来の世の中の予想や子どもに与えられる影響などを語る
  • 想定されるリスクとその時の対応を説明する
  • 相手の要望を細かくヒアリングしていく

こういったことをコミュニケーションしていくことが大事なのではないかと思います。

本業から徐々にWeb3キャリアへ移行するロードマップ

人脈を広げる

では5年後、あるいは●年後にWeb3でキャリアを構築していこうと考えた場合、具体的にどんなステップを踏んで行けばよいかを考えていきます。

まず2024年現在Web3コミュニティに参加している人が最も恩恵を得られるのが「人的資産」だと思います。

Web3は中央の勢いが弱まり、個人の繋がりやネットワークがこれまで以上に強くなっていく世界です。

ある意味人脈がすべて、信用がすべて、といっても過言ではない世の中だとすら思っています。

ここでしっかり活動し、信頼を失うことなく、多くの濃い人脈を構築できれば、将来的に仕事に繋がって行ったり、幸せな人生を歩むことに繋がると思います。

副業経験と行動、成果を可視化する

まだ勃興期であるWeb3の業界での活動は、経験やプロセスが評価されることもあります。

自身の副業経験や実績、行動履歴を見える化しておき、企業や他の人から求められた場合にアピールできるようにしておくことが大事です。

Web3は匿名性が高いので、実際の就職活動と比べて具体的な活動を客観的に判断することが困難です。

そのため、きちんと活動履歴や成果、出来ることなどを明確化しておき、「自分にラベルを貼っておく」ことが大事でしょう。

本業との時間・お金のバランスを見る

副業の活動をするうえで、ついつい副業への時間をかけすぎてしまい、本業への時間的なコミットや、精神的なモチベーションがおろそかになってしまうことがよくあります。

ここは副業をやりたい気持ちをぐっとこらえて、本業への時間とエネルギーを適切にコントロールしましょう。

また、そこでつい家族との時間をおろそかにしてしまったり、睡眠不足になって健康を害してしまったりといったこともありがちです。

何度も言いますが「長期戦」「時間を味方につける」ことを考え、目先の楽しさにおぼれすぎないようにしましょう。(ちなみにペスハムは全くそれが出来ていないタイプの人間ですw)

Web3完全移行を決断する

どこかのタイミングでWeb3への完全移行を決断することになると思います。

このタイミングは、人それぞれ本当に異なるので、「自分と家族のリスク許容度」や「収入ゼロでも生き延びれる期間」、「助けてくれる人脈がどの程度あるか」など、様々な点を考慮しましょう。

また、Web3移行=すべてがフリーランスや会社起業というわけではありません。Web3関連企業に就職したり、企業のWeb3部門への転職といった道もあるでしょう。

むしろこれからはそういった需要も増えてくるはずで、「自分が大きなリスクを取りたいわけではないが、Web3の経験を活かしたい」といった方にとっては魅力的な仕事がたくさん産まれてくるはずです。

ここまで、副業と本業を両立していくための様々なマインドセットについて書いてきましたが、今現在Web3に携わって、そして悩んでいる経験は、間違いなくこの先貴重なリソースとして需要が出てきます。

何とか今の状況で、Web3の舞台から退場しないように心と体とお金を整えていくことを意識していきましょう!

もし行き詰まったり、将来が見えなくて不安という場合は、コーチングを活用してみるのも手だと思います。

コーチングってどんな意味や効果があるの?という方は、こちらの記事をご覧ください。

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