コーチング

なんの制約もなかったら無拠点生活をしたいと思った話

 
何の制約もなかったら無拠点生活をしたいと思った話

この記事は『DAOを仕事にしよう！』移住先でコミュマネ募集中！あるやうむの提供でお送りします。

書いている人： Web3に知見のある「起業家コーチ」として、 メタバース音楽ライブをやったり、 誰もが発行できるNFT会員券等の取組をしながら、 Web3で2年半以上最前線で活動してきた経験を活かして 「あなたの悩みを解決し、目標達成まで伴奏する」コーチングを提供しています。
目次

序章

今回は特別回です！

コーチングを行う中で、クライアントに「なんの制約もなかったら何をしたい？」と尋ねることがあります。

しかし、自分自身にこの質問を投げかけたとき、すぐには答えが見つかりませんでした。

その答えを探すために、1泊2日の旅に出ることにしました。

旅の始まり: 帝国ホテル

今回の旅は、帝国ホテルから始まりました。

なぜ帝国ホテル？

家から最寄駅に歩いていく中で「何がしたいかなあ？」と考えていました。

今回の旅は特に行き先を決めず、感じたままに向かう旅にしたかったので、ギリギリまで行く場所を決めませんでした。

すると「あ、パンケーキが食べたい」と思ったんです。

ぼくは以前「世界一の朝食」Billsが有名になった時も、ハワイアン風のお店がインスタで取り上げられたときも、全くブームに乗っかれなかった。

甘いもの大好きでパンケーキめちゃくちゃ好きにもかかわらず。

理由はお金のブロックです。

でも、「そんなたかがパンケーキに何千円もお金払うのもなー」と、つまらない考えを持っていたんです。

そんな自分と決別したいなと思い「せっかくなので高いパンケーキ食べてみよう。」

そう思って調べてみたのですが、現在時刻は朝の5:30。

表参道や原宿のお店は、ほとんどが8:30や9:00オープンのお店ばかりでした。

その中で探したところ、唯一開いていそうなのが、「帝国ホテル」内のカジュアルレストラン「パークサイドダイナー」。

お値段、3800円也。。。

う、、、お金のブロックが…

早速足が止まりましたが、今回の旅は現実的な思考のブロックを外すための旅でもあります。

た、たかが0.01ETHじゃないか。安い安い。

ホテルに着くと、まだやってない…?ネットの情報は違くて、7時オープンだったみたいです。

そして、朝食セットは5500円…

ネット情報全然違うやんけ！

もうここまで来たら逃げられません。恐る恐る黒服の男性に案内され席に着きます。

周りには外国人の男性が2,3人。

こ、こいつら金持ちなんだろうな…

「研修中」とプレートをつけつつも、素敵な笑顔の女性の手からまずは食前のヨーグルトがコトリと置かれます。

ハチミツをかけていただくのですが、このハチミツがめちゃくちゃうまい…!(写真撮り忘れたのでネットから)

day26 帝国ホテルで朝食を （帝国ホテルライフ）｜snowf

決して甘すぎず、ほんのりとした苦味と、スッキリとしたヨーグルトの相性が絶妙！

初手から天元来たー！て感じ。

そして、いよいよ本命の到着…!

こ、この一点も曇りのない焼き色…!

3層に積み重なったパンケーキは一度に頬張るにはあまりにも贅沢な気がして、2枚分を何もつけずに一口。

こ、この絶妙な甘さと、ほろりとした卵と牛乳の香り…!うますぎる！！

さらにホイップバター、メープルシロップをかけ、3層を一気に頬張る…!

うまーーーーーー！！！

(以下略)

満たされました。満たされました。見た目以上のボリュームがあったのですが、多分物理ではないもので異常に満たされてました。

そして、なんか変なところが痛くなりました。多分無意識のうちに背筋をピンとしすぎていたのかもしれない。

正直、想像以上の威力でした。限界突破できた気がしました。

たかが5500円、ちょっとした飲み会1回分でこの体験が出来てしまうなら。

や、やすい、。。よ。

 

鍾乳洞での自己対話

次に訪れたのは鍾乳洞。

いやいや舞台変わりすぎでしょというツッコミはなしで。

鍾乳洞は前日にChatGPTに聞いて決めました。

「埼玉、群馬らへんで自然を感じられるところは？」

そこで提案された5つの選択肢のうち、「鍾乳洞」の響きに興味を持ちました。

池袋から特急ラビューで90分。

西武秩父駅からタクシーでわずか10分ほどで着ける「橋立鍾乳洞」という場所があります。

入口で200円を払い、トトロに出てきそうなおばあちゃんに「狭いから荷物は置いときな」と言われ、なんとなくドキドキしながらも荷物を置き、入口に向かいます。

中は撮影禁止でした
中は撮影禁止でした

誰もいない静かな洞の中で、「このまま地震が起きて岩が崩れたら誰にも助けを呼べずに死ぬなぁ」とか思いながら狭い道を進んでいくと、お地蔵さんに出会いました。

「こんにちは」自然と声が出ました。

お地蔵さんは微笑んでいる。

「一人で来ました

お地蔵さんは微笑んでいる。

「僕は今、会社を辞めて、いろいろ悩んでて。あ、会社っていうのはですね…」

お地蔵さんは微笑んでいる。

「今までは、多くの価値を発揮できる人を幸せにしたいと考えてたんですけど、まずは、しっかりと数少ない人をサポートして、そこで自分がしっかりと稼げる人間になって…」

お地蔵さんは微笑んでいる。

「だからぼくはですね！」

後方から若者らしい賑やかな声が聞こえてきた。

「あわ、あ、ありがとうございました！」

お地蔵さんのたもとに50円玉を置いて、僕は先に進んだ。

伝統と想いのこもったかき氷屋さん

続いて訪れたのは、秩父は長瀞の、明治時代から続く天然氷を使用したかき氷屋さん「阿左美冷蔵」。

ここには10年前に一度訪れたことがありました。(じゅ、10年前か…)

その時はオーケストラの夏合宿の帰りだったので、炎天下の中長蛇の列に1時間近く並んだのを覚えています。

今回は待ち時間0分、ガラガラの中でゆったり氷をいただくことができました。

愛想の良い妙齢の女性に通されたのはレトロな雰囲気の古民家。

熱いお茶を茶釜から柄杓で掬います

「計算し作られた古さ」こういう雰囲気が、若い旅行者を魅了するんだろうなあ。

いかん、また頭で考えてる。

頼んだのは、限定の蕎麦餡に胡桃が入ったシロップと、白玉にあんこのついた盛り盛りの一品

(制限がなければ朝昼と甘いものを食べる人間)

この阿左美冷蔵。明治23年から続く天然氷の蔵元。未だに毎冬秩父の山にある「氷田」に湧き水を張り、毎日丁寧に落ち葉を除きながらじっくり凍らせて氷を作るのだそうです。

伝統と心のこもったおもてなしを受け、過去と現在の繋がりを感じました。ありがとう。

人間に会う

元々群馬に行こうと思ったのは、web3の世界でオンラインで出会った仲間に会いたいという思いがあったからでした。夜はその後友達に会うことが出来、楽しい話に酒が進みました。(梅酒1杯ですが)

あ、服装もお気に入りのCNPのTシャツを着ていきました

この再会を通じて、もっと多くのweb3仲間に会いたいという気持ちが強まりました。出来れば少人数で会いたいです。

宿泊はAirbnbで見つけたシェアハウスに泊まりました。なんと4000円ポッキリ！

外国人が多く泊まっており、運営の方との距離が近く、コミュニティの大切さを確認しました。

合同会社型DAOの先行事例も、シェアハウスが題材になっています。今後web3とシェアハウスとインバウンドがうまく絡んでいくといい。そんな話も花が咲きました。

移住の夢と現実

翌日は、以前から移住してみたいと思っていた、軽井沢と、軽井沢から数駅離れた御代田という町を訪れ、実際に歩いてみました。

軽井沢から伸びる在来線のしなの鉄道はICカードが使えず切符購入に列ができていました。そして御代田駅は全く開発されておらず、古びた駅舎でした。

移住先として人気が出てきており、若い世代の流入も増えてきているということでしたが、派手さは全くなく、本当に「住む街」といった感じでした。

そしてお昼ご飯に食べたらーめんは一杯920円。どこも現金オンリーでした。地域経済を考えると当たり前ですが、物価はむしろ都市部よりも高めです。

移住に関しては、妻の保守的な価値観を考えると、少なくとも現時点では現実的には難しいと感じました。

しかし、軽井沢に降り立った時の突き抜けるような快晴と清涼さ、これはやみつきになりそうです。

また家族で行こうと思いました。

結論

今回の旅を通して感じたこと。

「あなたは、なんの制約もなければ何をしたいですか?」

 

もしなんの制約もなければ、自分一人で自由になれるなら、無拠点生活をしたいという結論に至りました。

今回のようにシェアハウスやゲストハウスでノートPCをポチポチしながら、広がる自然をバックにクライアントさんとセッションしながら、好きに移動して人に会いながら生きたい。

気が向いたらしばらく住んで、飽きたらまた移動して。歩いて。歩いて。歩いて。

僕は日本が好きですが、たまには海外に行っても良いと思います。

そんな生活がしたい。

今回の経験を通じて、コーチングという仕事で成功したいという想いが、一層強まりました。

制約のない自由な生活を追求することで、自分自身の真の望みを見つけることができました。

まずはこのビジネスをしっかり成功させ、時間とお金の自由度を高め、家族の信頼度を上げ、可能な範囲で自由に生きる。

子どもが大きくなれば、一緒に自由に生きたいですね。もちろん彼らが望めばですが。

今回の旅は本当に良い旅でした。

もちろんこういった行動が出来る人は少ないと思います。本当に恵まれていると思います。

でも、意思があれば、やろうとすれば、きっと誰だってできると思います。

最後までお読みいただきありがとうございます！

読んでいただいた方にとって、何かのキッカケになれば嬉しいです！

体験セッションを受けていただいた方の声

 

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