みなさんこんにちは。
NINJAメタバライブのペスハムです。
この度、ぺスハムこと石澤亮輔(コクザワリョウスケ)は、ある大手企業株式会社を退職し、Web3フリーランス、NINJAメタバライブ&めたばっちCO-FOUNDER MARKETERとして活動していきます。
その理由は主に3つです。
①「誰を幸せにしているのか」疑問に思う仕事に時間を使いたいと思えなくなった
②収入が減っても何とかなる気がしてきた
③2023年はWeb3にフルコミットしていきたいと思った
一つずつ解説していきます。
①「誰を幸せにしているのか」疑問に思う仕事に時間を使いたいと思えなくなった
私は2012年にある大手企業株式会社に入社し、この3月でちょうど10年になるところでした。
ある大手企業株式会社は社員約7000名、同期の数は大卒で約100名とれっきとした大企業です。
給与水準も高く、配属先によっては結構な拘束時間となる部署もありますが、従業員に対する待遇は手厚く、この失われた30年を泥のように消化している日本において、まれにみるホワイト企業だと思います。
ある大手企業株式会社に入社した理由はこのような待遇ももちろんありますが、「身近な誰かのために仕事をしたい」という思いがありました。
当時の私は、特別やりたい仕事もなく、何よりも行きたい会社というのもなく、ただ環境と経済を同時に学ぶという勉強を大学でやっていたこともあり、「目に見えないけど良いことになっている」感覚にとても興味がありました。
電車の中にいる乗客は自分がお客さんだと気づいていないのに、いつの間にかお客さんになっている。そんな感覚がすごく好きな人間でした。
家庭用の営業所に教育配属され、そのまま営業所を支援する部署に配属され、ずっと家庭用の現場を見てきてました。
ある大手企業株式会社は「高いもの」を売るのが得意です。ガスコンロや給湯器、ネットで買った方が絶対安いのに、ある大手企業株式会社の営業所から買う人がいます。それはガスの点検や検針など、作業機会の合間にハートフルな人間関係を築いているから。「この人から買いたい」と思わせるのです。これがどれだけスゴイことか、当時から現場の方々に興奮していました。
「一次価値を産む人がもっと報われるべき」という今の活動の原指針もここで築かれました。
配属された営業所は別法人化されており、酷いとある大手企業株式会社本体との待遇は2倍違ったんです。世間ではよくあることなのでしょうか。上でパソコンを叩いている人がこんなにもらってて、下で汗流している人がこんな手取りなの?それでいいの?
自分が多くもらっている立場です。なかなか大きな声が出せませんでした。声を上げたところでびくともしない組織です。その時感じたこのどうしようもない違和感。この感覚は結果的に、ずっと引きずることになりました。
家庭用から○○部門への異動
7年勤務した家庭用。2020年の8月に突然上司に呼ばれます。
「○○の○○分離で人が足りなくなっちゃったらしい。粘ったんだけどさ、ひとつ向こうに貸しってことで、次の時は人をもらうことにしたから(え、知らんがなそんなの。。。)ちょっと行ってきてくんない?」
当然首を横に振ることはできません。
その時はまあ新しいチャレンジだと前向きに捉えることにしました。人事系の仕事。結局この先の2年半の仕事は自分にどんな意味があったんだろうかと今では思います。
この「○○分野」も「現場仕事」の会社が分社化されています。正確に言うと本体の社員と「現場仕事」がぐちゃぐちゃにないまぜになっているのが現状になっていました。実際同じような仕事してるのに、給料違う。休みも違う。女性の育児休暇の取れなさ具合の差とか、ほんとかわいそう。そんなこともありました。
で、それらを一つのある大手企業株式会社のでっかい子会社にしてやろうという動きが例の「分社化」の動きです。
ちょうどその準備に駆り出されたという訳だったのでした。
経営者は「何百年に一度の大変革」「こんな歴史の変わり目に立ち会える瞬間」なんて言ってます。担当者からしたらめちゃくちゃ大変です。なにせ「結局中身は変わらないから」
それなのに、とにかく人事籍の異動やら、社員番号の変更やら、関連システムのメンテナンスやら、もうそんなのばっかりな2年間でした。いったいこの期間でこの会社はだれを幸せにした!?
そして、いざ分社化が完了!
したと思ったら今度は○○だってよ(ここはまだ社外秘なので言えない)という展開、これが現在地です。
社外秘なので言えませんが、まあ、同じようなことがまた2年くらいかけて起こる、という感じでご想像ください。
もう不毛な仕事はやめよう。そろそろ限界。
誰かを幸せにできない会社は、遅かれ早かれ世の中から去る運命にある。
環境が変えられないなら自分が変わるしかない。
でも、感謝しています。
ここまで10年間、私と、私の家族を食べさせてくれたこと、人並み以上の生活をさせてくれたこと。ありがとうございました。
一緒に働いた同僚の方々、私は人に恵まれたと思ってます。たまーに変な人もいたけれど、思い出すのはいい人達ばかりでした。ありがとうございました。
人生を学んだ先輩、仕事の基礎を学んだ上司。たくさん麻雀してくれたTさん、Sさん、T、Nさん、Wさん、などなど、感謝したい方はいっぱいいます。ありがとうございました。
この経験を糧に(あまりならないけどw)
石澤亮輔はペスハムとして次のステージへ行きたいと思います。
②収入が減っても何とかなる気がしてきた
家族と両親へ
誰もがいい会社だと思っているある大手企業株式会社をやめて、しかも転職ではなくフリーランスって、開いた口が塞がらないでしょう。
感覚バグってる。頭おかしい。どう考えてもやめときなって。
それが普通の感覚です。
せめても、突然頭がおかしくなってすべてやめたくなったとか
怪しい壺まがいの詐欺商法に引っかかって視野が狭くなっているとか
そういうわけではないことだけは伝えておきたいと思います。
色々活動してきました。その中で自分には「デジタル資産」と「人的資産」を積み上げていくことができました。だからきっと大丈夫。という話。
カルチャーショック
2019年に遡ります。
当時会社で仕込んでいた新サービスをリリースするという話で、そのプロモーションをスタートアップ支援企業と提携して実施しようというプロジェクトが立ち上がりました。
そのメンバーの一員になり、スタートアップの世界と直で触れ合うことになりました。
そこで、スタートアップ経営者の界隈で、異次元のスピード感と視座の深さを感じ、カルチャーショックを受けたのをよく覚えております。
うちの会社に「この人みたいになりたい」「カッコイイ」て思う人、あまりいなかったんです。でもそこには「すげえ」の一言がありました。
その経験から、「うちの会社でこのまま30年いていいんだろうか。うちの会社がどうにかなってしまったときに、自分は大丈夫なんだろうか」と思うようになりました。
でも、すぐに転職することはできませんでした。今の収入を下げたくない。リスクを取りたくない。守りの意識が働いていました。
そこから投資を体験してみては資産を溶かし、副業にチャレンジしてみてはお金と時間を溶かし、たくさん失敗をしました。
今考えてみればすべて自己投資として血肉になっており、本当にここでチャレンジしてみて良かったと思っています。
私にしかできない何か
Twitterのアカウントを立ち上げて副業アカウントとしてプログラミングを始めてみたり、ブログを書いては続かなかったり、いわゆる「芽が出ない状態」
ある人に言われて、自分が趣味でやっていたクラリネットの演奏をオンラインで配信してみて、初めて少しだけ手ごたえを感じました。
そこから「自分にしかできないこと」「組み合わせの個性」といったことを意識するようになりました。
会社員は、替えがきくようにならなければなりません。異動といわれたら次の人に仕事を引き継げないといけないです。
でもSNSの世界では他の人と同じでは埋もれてしまう。「私にしかできない何か」を探していく必要があるのです。
声の発信
そんな中で声の発信の可能性を感じるようになりました。
動画でもない、文章でもない。声というのは、誰もが持っていない、あなただけの発信です。
2年以上ほぼ毎日、1000放送以上声で発信してきて、毎日誰かの声を聴いてきて、確実に自分がアップデートされているのを感じています。
声を通して「クリエイターが報われる社会」を創ることに貢献したい、という自分の中で実現したいことを見つけることができました。
そして声を通してWeb3の世界を知ることができました。
音声発信に出会うことができて、本当に良かったと思っています。
クリエイターが報われる社会
クリエイターの定義ってなんでしょう?
絵が描ける人?音楽を創れる人?
自分は「一次価値を創ることができる人」と定義しています。
例え、芸術作品が創れなくたって、文章でも声でもコードでも、結果的に誰かの心が動くようなコンテンツが創れたら、「クリエイター」です。
逆に、大企業で上司に首肯してもらうためにひたすら組織内を根回しする仕事や、部下から上がってきたプランに何も味付けせずにただ通すだけの仕事をしている人は「クリエイター」ではありません。
今までは「大きな組織に所属する、仕事を右から左に動かす非クリエイター」が稼げる時代でした。
SNSやブログ、YouTubeが出てきて、文章や動画を創れるクリエイターが報われるようになっていきました。これがWeb2の時代です。
Web3
そんな中で今「作品を創れるクリエイター」「クリエイターを輝かせるアイデアや、コンテンツを創れるマーケターやエンジニア」が報われる社会になりつつあります。これがWeb3の時代です。
Web3の世界ではデジタルデータを「所有」することができます。
所有権が明確になり、売買履歴が刻まれる。この新しい技術を「ブロックチェーン」と呼びます。
ブロックチェーンによって所有権が明確になったデジタルデータのことを「NFT」と呼びます。
仮想通貨も基本的には同じ原理で作られておりますが、お金のように「1枚1枚を交換することができる」という点が違います。
(NFTは仮想通貨と交換できるが、NFTとNFTを等価交換することができない…うーん説明が難しいw)
…まあいずれにせよ、所有権が明確になることで、デジタルデータに「希少性」を生み出すことができるようになり、市場原理における「供給」を制限することができるようになったのです。
「供給」が少なく、「需要」が多ければ、価値は高まります。
これによりデジタルデータに高い価値が付され、デジタルの世界で作品を創り、小さなコミュニティでも熱狂を創れる人が報われる世の中になったのです。
Web3勃興期
世の中は10年ごとに大きな変革が起きているなんて言われます。
1985年:パソコン通信誕生
1995年:Windows95誕生ーWeb1の時代
2000年:ケータイが普及
2007年:Twitterが誕生、スマホが誕生
2010年:YouTubeが誕生、Twitterが普及ーWeb2の時代
2015年:スマホが爆発的普及、SNSが当たり前に、Bitcoinが誕生
2020年:YouTubeが爆発的普及、NFTが誕生
2021年:NFTが普及ーWeb3の時代
…こうやって振り返ると、意外と時代の変化はあっという間なのですよね。
10年前、2012年、まさかこんなにまで全員がスマホを扱い、誰もが動画を当たり前のように電車で見てる時代、誰が想像したでしょう。
YouTuberをはじめとした個人や小さな集団が、大企業よりも結果を出し、多様化した価値観の中でコミュニティが重要視される時代、誰が想像したでしょう。
飛び込む
2021年9月、ついに日本においてもWeb3の時代に火がつきました。
Web3初のIP、クリプトニンジャの爆誕
クリプトニンジャとは、インフルエンサーのイケハヤさんと、デザイナーのリツさんが立ち上げたNFTコレクションであり、IP(キャラクタービジネス的なもの)です。
クリプトニンジャが超絶画期的だった点は一言でいうと
「二次創作、商用化自由」
というところです。
これを聞いて、ペスハム自身がこれまで考えていた「クリエイターが報われる社会」とバチーーーンとはまり込み、可能性しか感じなくて思いっきりWeb3の世界に飛び込みました。
…どういうことでしょうか。
二次創作、商用化自由ってどういうこと?
つまりは、「世界観を損なうものでなければ、誰でも許可なく真似した作品を作ってよいし、ライセンス料も取らずに自由に売ってよい」ということです。(最低限のガイドラインを守ることが前提です)
これがどれだけ破壊的なことかわかるでしょうか?
例えばポケモンのイラストを勝手に描いて販売した場合、怒られます。下手したら逮捕されます。
これは、キャラの使用を著作権で守っているからで、例えば鬼滅の刃の原作者は許可を取ってアニメ、映画、グッズと二次制作されたものが売れれば売れるほど、あらかじめ取り決めをした著作権料をいただいています。
これが普通の話で、著作権は著作者にとって基本的すぎる権利なのです。
これを敢えて放棄してしまったのがクリプトニンジャ。
詳細を語り出したらきりがないのですが、「自由に使って稼いで良い」ことで爆発的にNFTの世界で広がり、NinjaDAOという日本最大のNFT系コミュニティを生み出し、クリプトニンジャ自身もどんどん価値を上げていったのです。
実力のある絵師さんは、クリプトニンジャの二次創作をきっかけに認知を獲得し、自分の作品の人気を作り、価値を上げ、金銭的にも報われていきました。
さらにはプロジェクトとして数千~数万の作品群(ジェネラティブNFTと呼びます)を作り、コミュニティのみんながプロジェクトを盛り上げ、プロジェクトが盛り上がれば盛り上がるほどプロジェクト全体の価値が高まっていくという「報われる推し活」の流れも生まれました。
大きいものは初期価格の数千倍という価格になっており、これが決してバブルでもないということも様々な角度から証明されています。
その「デジタル資産所有の時代」にペスハムはいち早く参戦することができ、かつここに自分が生きる使命を感じたのでした。
収入が減っても何とかなる気がしている理由
はい。ということでやっと本題。
何でやめても大丈夫なの?って話。
一つはデジタル資産です。
今、自分が所有しているデジタルな資産が3000万円を超えたからです。家のローンを返すことができます。もちろんすぐに現金化するのが難しいものもありますが、実際に自分の所有物の数字が自信を与えてくれるものはあります。
一つは人的資産です。
新しいもの、時代の変わり目に熱狂し、リスクを取ってチャレンジしている人は皆すべからく変人ですw
変人と仲良くなると、人生の可能性が広がります。
そして変人から新しい時代や発明が産まれ、そこに企業や既存組織が食いついてきてお金が産まれていくという流れがあります。
時代の変わり目に飛びつけたおかげで、多数の変人と繋がることができ、自分も変人になることができました。
最後に可能性です。
上記の通り、Web1、Web2ともに、発生から約5年で爆発的普及を迎えています。
そのため、Web3も間違いなくここから5年以内に爆発的普及をします。
そうすれば、きっとお金の面で困ることはなくなると思います。
自分たちがやっている事業は、それだけ可能性があるものだと思えます。
では、今何の事業をやっているのか?
③2023年はWeb3にフルコミットしていきたいと思った
ペスハムは「NINJAメタバライブ」と「めたばっち」のCO-FOUNDER MARKETERとして活動しています。
NINJAメタバライブとは「メタバース上の音楽ライブ」で、2021年12月10日に第一回の産声を上げ、先日1周年を迎えました。これまでにメタバース上の音楽ライブを30回ほど開催してきている、業界のパイオニア的存在として認めていただいていると思います。
めたばっちとはNINJAメタバライブが1周年を機に発売した10k(10000点)のジェネラティブNFTで0.001ETH×10000点が即完売(10ETH≒170万円)、二次流通が約150ETH(1/16現在)(うち10%がクリエイターフィーとして運営が獲得)という状況です。
この2つは、一年間で大きな成功を掴むことができました。しかし、まだまだ小さな種を植えたばかり。これからもっともっと伸ばしていくべきプロジェクトで、まだまだ生まれたての雛のような存在です。
この分野はまだまだ新規参入のハードルが高く、中にいる人たちは日進月歩の世の中のことを耐えず勉強し、詐欺など悪いことを考えている人たちから身を避けながら活動をしなければなりません。
いわゆるイノベーター理論の「イノベーター」ばかりが提供者でもあり顧客でもあるという市場です。
そのため、稼ぎの身入りは全然少ない世界。まだまだ市場の広がりには時間がかかります。
感覚値としては2023年どれだけリスクを取って頑張っても、大した成果にはならないかもしれない。
2024年、2025年にもかけて全力で取り組んでいく、くらいの新しいことをやっていると思います。だからこそ今赤字を掘ってでもフルコミットしたいと思ったのです。
まだまだNFTを触っている人は1〜2万人程度と言われています。
しかし「Web3」と謳っているように、この技術は、今後数年間で間違えなく世界を、日本を熱狂させ、新しい時代のトレンドとなる技術、文化です。
私はこの存在をいち早くキャッチすることができ、参入して行動し、小さな成果を上げることができました。
ここからの道のりはますます険しくなってくるものだと思います。だからこそ、自分自身の器を広げ、仲間の輪を広げ、チームで大きなことを成し遂げたい、と思っています。
今自分が使うべき時間は、大企業で誰を幸せにしてるかわからない「右から左に動かすこと」ではなく
目に見える誰かを幸せにすること、ライブに来てくれる人、応援してくれる人のために自分のできることを全てつぎ込むことだと思ったのです。
頑張ります。
応援してくださる方へ
最後までお読みいただきましてありがとうございます。
この文章を読んで、NFTを初めて知った方、興味がわいた方、お気軽にご相談ください。
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